ジャンクなアナログオシロ。確保(200628ハドフ)&修理(21年2月)

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

夢に出てきたら買うしかない……よね…

6月上旬、市内のハードオフに行った。

ジャンクコーナーをチェック。

また物欲を刺激するものを見つけてしまった。

1500円のオシロスコープだ。

でも輝線が出ないそうな。

「電源入りました表示されません」。表示されなければただの重いかさばる箱。

1500円で処分しにくいゴミを掴むのはやだなと……(そんなこと言ったら中古屋ジャンク巡りする資格ないのですが(..;))

とりあえず型番を控えて買わずに帰宅。

じっくり調べる。

「SS-5116」。

製造終了は……な、な、な、なんと1982!

PC8801が出る前やんけ

最近はデジタルオシロスコープが主流。アナログオシロスコープは、過去の遺物みたいにされてる感じが否めない。

デジタルはデジタルで、波形をメモリ記憶できたり、便利機能満載なんだけど、保守性は皆無。

「集積回路」の4文字によって、修理は、メーカーに頼らざるを得ない。

なんでか知らんけど夢にオシロスコープ出てきたんよ……

魔改造考えた

1500円のコレを買うかどうかかなり悩んでいた。


ある日妙な夢を見た。詳しくは覚えていないのだが、”なんかいろんな物(装置)が大きめの棚に無造作に置かれている倉庫みたいなところに家族と来てて、棚にある装置を片っ端から「これは○○のパーツだね」などと分析する”。

なんか既視感ある空間だなと思ったら「ハードオフやんけ」。ちょうど”大須のジャンク屋さん”と愛知県民はご存じ ”キ○ブル” と”ハードオフ”を足して2で割ったような雰囲気。そこでブラウン管が内蔵されている金属製の箱を手に取ってる自分がいたのだ。棚からその謎機械を持ち上げたところで目が覚めてしまったからあの機械が何なのかは分からない。でも、夢なのに金属の冷たさ、触感が妙に生々しい不思議な夢だった。

テレビとかなら筐体はプラスチックだから、これはテレビではなさそうだ。だとすると……オシロスコープ?

「あのオシロスコープに呼ばれてしまった説」が急に浮かんだ。「あのオシロスコープが買ってほしそうにこちらを見ている」。そう考えてしまって以降、頭から離れなくなってしまった。

(作り話っぽく見えるけど本当にそんな夢を見たのです(゚o゚;))

早速買いに行く。

輝線出ないんじゃなかったの?

店頭にはまだ残っていた。よかった、売れてなかった。

ハードオフはジャンク品の自己検証のために通電チェックをさせてくれる店が大半だ。

今回は検証専用の台がないお店だったので、レジの一角を借りて、オシロスコープをコンセントに繋がせていただいた。


前面部のトグルスイッチをONにする。隣の電源LEDが赤く点いた。

画面が真っ暗だったので、「SCALE」つまみを右いっぱいに回す。スケール用のムギ球は生きていた。

しかし肝心のブラウン管は真っ暗だ。「INTTEN」つまみを右にいっぱい回す。ダメか、光らない。

ここでスケールを完全消灯させる。画面を手で覆って全く光っていないのか確認する。

するとぼんやり緑色に光っているではないか!

ということは高圧印加回路(電子銃の電子放出源)は生きている可能性が高い。

でも偏向系がダメなのかも…


TYME/DIVつまみを回しても、走査されない。でも、入力がないからかもしれない。しかしここはハードオフ店内。残念ながらジャンクコーナーをくまなく探してもプローブは見当たらなかった。そんな都合よくある物ではないが(;´∀`)

物は試し、表示をX-Yモードにする。これならCH1とCH2をそれぞれX軸とY軸の座標でマッピングしてくれるモードだから、入力がなくても(0,0)を示すはずだ。(ただしCH2の入力信号種選択スイッチが折れてなくなっている)

でも無反応。

15秒くらいフリーズしたのち、ひょっとして画面の外にその点が出ちゃってるのではないかと思った。

「POSITION」つまみを左右に回してみる。

輝線:「こんにちわぁーwwwww」

こんにちは…

ブラウン管は生きていた。

もう一度X-Yモードから右につまみを回し、掃引してみる。あ、輝線出た。

「電源コンセントありがとうございました。これ、いただきます!」

安定しないけど、動いたといえば動いたので、購入。

古くてメーカーの校正も受けられないだろうし、1500円で信号の概形が見れればそれで充分だと思う。

ブローブじゃなくてプローブです…

開腹

このオシロはジャンク品だ。先日の通電チェックはクリアしているものの、やっぱり基板の状態は見ておいた方がいい。中身がどういう状況なのか確認したい。

※オシロスコープのブラウン管に高圧電荷がたまって危険ですので、以降の分解画像は十分放電しきってから(放置してから)分解しています。お決まりの文句ですが、これを見て真似しないでね!自己責任で!


底面部のシャーシと側面・上面のコの字形のシャーシを外し、フレームのみにする。

(とりあえず写真だけ先に上げておきます。後で行間に説明入れていきます…)

左側面
左基板全景
左上拡大
左下拡大
右上拡大
右下拡大

右側面
右基板全景
左上拡大
左下拡大
右上拡大
右下拡大

右基板高圧部

高圧部(DANGERカバー外した)。FBTらしきものが見える。画像右が前の画像の下方向
左基板裏
右基板裏(画像左側が高圧部)
ブラウン管電子銃と偏向系

いやぁ〜エモい。整然と基板に配置された部品を見ているだけで惚れ惚れする。

年数に比べて思ったよりも内部はしっかりしていた。ホコリも少ない。素子の経年劣化による特性の変化は確実だろうが、電解コンデンサが液漏れはおろか1つも膨れてたりもしないのはなかなか珍しい気がする。

この内部調査分解のときに、ひどく錆びていたネジはステンレスねじに、電気的導通が重要視されそうな箇所は普通のクロムメッキのねじに交換しておいた。

折れてるツマミ修復計画

途中書き…ごめんなさい。また更新します。更新情報は大須中毒名古屋人のブログ(不定期気まぐれ記事更新)さん (@NeServerMachine) / Twitterにてつぶやきます。

修理実行


(参考)壊れていないCH1
盛り

Follow me!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください