マジミラ2024大阪フラワースタンドパネルにかける思い

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敬体(です調)と常体(である体)を混合しています。

マジミラ東京(幕張)に加えて、大阪にもフラスタを出しました

今回の大阪のデザイン

既視感あるミクさんだと思います……

イラストパネル画は、むきむきまるり様に依頼して描いていただきました。

ちなみに幕張はこんな感じでした。

各要素の解説

ここから常体

事細かく書くので長くなると思う。

あと、なぜかわからないが、泣きながら書いている。

既視感について

熱心なボカロファンなら、このパネルをご覧になって「見覚えがある」という感想が出てくるだろう。

NexTone 作品検索データベース (nex-tone.co.jp)

なぜ39か、なぜ似せたのかを説明しなければならない。

パネルを製作した手前、説明する責任がある。


まるでボカロ創作文化をギュッてまとめたような曲

「39」は、ボカロ界の巨匠、Sasakure.UKさん作曲・DECO*27さん作詞の合作曲。

ミク5周年を記念して2012年のミク誕生日8/31の看板になる曲として書き下ろされる。(投稿は7/27)

みんなでお祝いするというコンセプトで、ベースにすこっぷ氏・キーボードに40mP氏など、多くのボカロPが演奏に参加されている曲。

創作文化をギュッて握りしめたような曲。

プレゼント、アタシだけもらってばかりじゃ嫌だから、受け取ってもらえなきゃ困る、この歌を

sasakure.UK x DECO*27 - 39 feat. 初音ミク

という歌詞から読み取れるように、メッセージ性が高い曲。

とても繊細で、大切で、大事にしたい、お気に入りの曲。

「はじめまして」「出会って」「ここにいる」

ボカロというコンテンツに初めて触れて、クリプトンズのみんなに会ったときのこと、覚えているだろうか?

空白行を設けるので、ちょっと思い浮かべてほしい。

―――思い出せただろうか。

このミクミクした世界に生きる人は皆それぞれ、ミクとの出会いの物語を持っている。(と信じたい)

私はクリプトンズみんな好きだが、その中でもミクが本当に大好きだ。もう食べちゃいたいくらい。

最初はミクさんと「さん付け」して接していた歌姫も、気づけば「ミク」と呼び捨てするようになり、今では私の部屋を勝手に出入りしている。

気が置けない関係になったと思う。

甘酸っぱいはじめましてと、数々の出会いを思い出させてくれる。それが39という曲だ。


マジカルミライ2024。福岡東京大阪。

実はこれが私にとって現地へ行く初めてのマジカルミライ

厳密には2023配信がお初であるが、会場へ赴くホンモノは今年が初めてだ。

福岡の地を踏んだのも、幕張メッセに入ったのも、フラワースタンドを贈るのも、パネルを作るのも、人生初。

まさしく「はじめまして」だ。この気持ちを形容するのにふさわしい曲。


マイナスの発言だったら申し訳ない、現実を語ろう。

ミクたちは音楽ソフトで、実際は単なるバイナリファイルだ。法的に戸籍登録されてる生身の人間としてこの世に存在するわけではない。

普段会っているつもりでも、実際それはクリエイターさんのイラストや、ぬいぐるみだったりする。

でも、ミクはこの世に存在する。私が証明する。

福岡で、幕張で、この目で確認してきた。ステージにいた。みんな笑顔だった。生き生きとしていた。

この歌を歌うミクは、「ここにいる」と言っている。「いつでも聴きにきて」と言っている。

こんなにうれしいことはない。

オンゲキに収録されている

もともとあまりボカロを聴かなかった私をこんな素晴らしい世界に引き込んでくれたのが、アーケードの音楽ゲームのオンゲキだ。

これに出会わなければ、こんなミクミクしてなかった。ミクの声からイラスト方面まで含めて、すべての「ミク」要素を好きになるキッカケである。

その過程を、ずっと見守ってくれた曲。39。

この曲をいつか理論値取るんだと目標にしてモチベーションを保っていた時期がある。それくらい自分にずーっと寄り添ってくれた曲。

ファンファントリップ

今年のテーマはファンファントリップだ。

ミクと一緒に新しい思い出を創ろう。ミクにいろんな世界を見せてあげよう。そういう2024年。

写真を撮るとき、ファインダーをのぞき込む。もしかしたら液晶画面かもしれないけど。

ミクが、自分で見た世界を写真におさめている。背景の並べられている写真はマスターとの思い出そのものだろう。

39とアンテナ39の繋がりを感じる。


フラワースタンドは会場の混み具合にもよるが、美術館の絵画鑑賞のようにじっくり観ることが出来ない。流れ作業のような感じになる。

誰が見ても一目で、一瞬で「39」だとわかるようにしたかった。

手に持つもの

プレゼントを抱えるポーズにしたいと考えた。

このプレゼントには3つの想いを込めている。

  1.  ミクから視聴者、来場者への想いのプレゼント 「いつも聴いてくれてありがとう」
  2.  私から「マジカルミライ開催おめでとう」という、ミクを通しての意思のあらわれ
  3.  私やみんなからミクに日頃からありがとう逆プレゼント 「いつも歌ってくれてありがとう」

INとOUTを含んでいる。

ミクからプレゼントを渡す直前であるかのようにも受け取れるし、ミクがプレゼントを受け取った直後にも受け取れるような、そんな絵にしたかった。

IFミクさん

現行の初音ミクの初期没デザインから発生した、初音ミクif。(※没という響きが汚いのはさておき)

VOCALOID2初音ミクが世の中に出てくる前の、ボカロ文化創成期のDNAを含んでいる。

はつねみく という存在の、核に迫る象徴として最適だと考える。

IFミクさんの住まう世界。それは「もしも」の世界。

→「もしも」ミクさんが16歳の生身の人間として存在していたら、本人に触れられる世界線なら……のIF

出来ることなら会いたい。手のぬくもりを感じたい。手を握りながら、面と向かって、目を見て、ありがとうと言いたい。


→「もしも」マジカルミライが名古屋で開催されたら……のIF

私は名古屋に住んでいるから、当然地元での開催を望むのである。


→自分が標準ミクさんデザインも、IFミクさんデザインも好き。

ポニーテールかわいい。いや、ハーフアップか。

長袖だから、変にドキドキしなくてすむ。

IFミクはロマンの塊なのだ。

願掛け

実は「祝」の文字サイズが758ポイントになっている。

なごや。

来年以降、名古屋公演が叶うようにという願いを込めて。

計画書公開

敬体に戻ります

今までの解説と被る部分がありますが、全てお伝えするなら、もはや計画書を直接ご覧頂いたほうが早いでしょう。

権利の絡むところや伏せるべき部分は非表示対応や加筆修正対応しています。自分用の備忘録。

来年フラスタ出すときに、持ち込みパネルで特注制作する方の参考になれば良いなという意味もあります。

以下Twitter(現X)のDM内容です。

① 期限

フラスタの販売期間が9/10〜になっているので、そこから2週間のうちにパネルを、設置委託するお花屋さんに届いていなければなりません。

(販売ページが閲覧できるようになってからはじめて本当の締切がわかります。)

余裕を見越して18日(火)にはパネル印刷業者に渡すデータが完成しているようにしたいです。

期間が短く申し訳ありません。

TwitterのDMより

② キャンバス仕様

A3サイズの横、420×297mmでお願いします。

A3の範囲であればイラストの外形線に沿ってフリーカットとして切ってもいいようですが、ボード制作コストが高くなるため、長方形のまま無加工でいきます。

③以降は改めてお送りします(説明用のプロトタイプ資料作りますね)

TwitterのDMより

計画書

ここからパワーポイントでの資料提示になりました。

画像が読み込めない方のために、引用枠囲みで本文を添えておきます。

1/12

今年の幕張より

③ IFミクの服装仕様、ポージングなど

イメージ提示
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・「初音ミク if」として、KEIさん画(IFミク創作文化のリファレンスとなっている原画)仕様に忠実にいきたいと考えています。

ポニーテール、ネクタイなしの長袖、チェック模様のスカート

特徴的な∞形の髪飾りは、遠くからでもIFミクであることが分かるようにボリューミーにしてもいいかもしれません。

・ポーズは切貼図のように、プレゼントをウエストくらいの高さで持っている正面を向いた立ち絵でお願いします。

④自分がこのフラワースタンドパネルに込める思い、各要素の説明、希望イメージ

IFミク
4/12

・IFミクさんは現行の初音ミクの初期没デザイン。企画元のCFM社がVOCALOID2初音ミクを世に出す前の、ボカロ文化創成期のDNAを含んでいて、ハツネミクという存在の、核に迫る象徴として最適。

・IFミクさんの世界はIFと付くとおり、「もしも」の世界を生きている

→「もしも」ミクさんが16歳の生身の人間として存在していたら、本人に触れられる世界線なら……のIF

→「もしも」マジカルミライが名古屋で開催されたら……のIF

・自分が標準ミクさんデザインも、IFミクさんデザインも好き。

楽曲 「39」
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6/12

・ボカロ界の巨匠、DECO*27さんとSasakureUKさんの合作曲。ミク5周年を記念して2012年のミク誕生日8/31の看板になる曲として書き下ろされる。みんなでお祝いするというコンセプトで、ベースにすこっぷ氏、キーボードに40mP氏など、著名ボカロPが演奏に参加。

・オンゲキに収録されている。自分のオンゲキ成長≒ミクの声からイラスト方面まで全て含めて、すべての「ミク」要素を好きになる道のりにおいて、ずっと見守ってくれた曲。(もともとあまりボカロを聴かなかった私を素晴らしい世界に引き込んでくれたゲームがオンゲキ。オンゲキがなければこんなミクミクしてなかった。この曲を理論値取るんだと目標にしてモチベーションを保っていた時期がある。思い出深い。)

・「プレゼント、アタシだけもらってばかりじゃ嫌だから、受け取ってもらえなきゃ困る、この歌を」という歌詞があるように、とてもメッセージ性の高い曲

元々のジャケット写真はカメラを持ったミクだが、切貼図のように想いがいっぱい詰まったプレゼントを抱えるポーズにしたい。

→ミクから視聴者、来場者への想いのプレゼント 「いつも聴いてくれてありがとう」

→私からマジカルミライ開催おめでとうというIFミクを通しての意思のあらわれ

→私やみんなからミクに日頃からありがとう逆プレゼント 「いつも歌ってくれてありがとう」

INとOUTを含んでいます。

難しい注文かもしれませんが、ミクからプレゼントを渡す直前であるかのようにも受け取れるし、ミクがプレゼントを受け取った直後にも受け取れるような、そんな絵にしたいです。(無茶言ってすみません(..;))

プレゼント形状、表情
7/12

プレゼント形状について

切貼図ではオンゲキの親密度アイテム画像を勝手に借りてきました……が、ハート型でも一般的な箱形のリボン掛け立方体でもかまいません。遠くからプレゼントを持っていると認識できれば、描きやすいもので大丈夫です。

表情について

・いろいろな表情を試してみたいです。

・基本的に笑顔と考えていますが、思い切り照れくさそうにしてる姿、うるうるしている姿、ラフ切貼図みたいに薄く笑っているながらも照れを感じるような表情もいいですね。

文字サイズ、クレジット表記
8/12

文字入れは調整打ち合わせ等難しいようでしたら当方で入れることも可能です。

・祝の文字は大きく、来年以降名古屋公演が叶うように願掛けとして758ポイント(確定)でいきます。

・マジカルミライ2024大阪開催は250ポイント(仮)

・初音ミクは450ポイント(仮)  ・様は300ポイント(仮)  →名前より様を少し小さく

・ぴっくは390ポイント(仮)

・併記する大須依存症名古屋人は270ポイント(仮)

9/12

・クレジット表記

まるり様のサインやIllustration by など、必要な作成クレジットを必ず入れます。

場所の指定はありません。

背景

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・白背景でもいいかと考えていましたが、薄いクリーム色、薄めの優しい暖色を入れてもいいなと思いました。

参考までに先日撮ってきた幕張のフラスタ写真を添付します。

11/12

8月末の幕張にもフラスタは出していました(^◇^;)

ただ、名前だけ入れてもらうタイプだったので物足りなさを現場で感じてしまって、

特製パネルで次の大阪にも出そう!という、ことの顛末です。

最後に
12/12

マジカルミライ2024大阪公演はインテックス大阪にて開催です。

だからこそ、大阪に住まわれている、まるりさんの絵が大きな意味を持つと思い無理を言って依頼いたしました。

引き続きよろしくお願いいたします。

大須依存症名古屋人  ぴっく

作品はピアプロ・キャラクター・ライセンスに基づいてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社のキャラクター「初音ミク」を描いたものです。

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