名古屋市営地下鉄の走行音録った。モハラジオでも録った。(音鉄)
この記事を読むのに必要な時間は約 19 分です。
この記事はまだ完成していません。とりあえず公開にしてありますが、現時点で不十分な項目がありますことご了承ください。
この記事は、
””下書き状態で放置してあったメカ好き的にみる名古屋市営地下鉄の車両という記事””
と、
””モハラジオつくりました内の モハラジオ録音ギャラリー というコーナー””
を合わせたものです。
まえがき
完全に自己満足記事です。
壊れたプリンタを"金属"と"プラスチック"と"ケーブル・基板"になるまで徹底的に分解するくらいメカ好きです。
もちろん機械の動作音にも興味があるわけで、
エアコンの室外機の前や、洗濯機とかの前でずっと張りつくことも……あったよ。
いつも地下鉄に乗るときは、走行音を聞いてしまう。聞きたくなくても自然と耳に入るとも言える。
毎日のように利用しているからか、ホームに入線してくる車両のモーター音を聞くだけで「〇〇〇系が来たな。あれは吊革が低いから、次の電車にしよっ」とか「VVVF更新車だな、これは乗り心地はOK」とかが判るようになった(笑)
こういう、電車の走行音を意識する人(一種の鉄オタです)は音鉄というらしい。
桜通線、鶴舞線、名城・名港線、東山線の車両を音的に、メカ好き的に分類してみる
というこの記事です。
基礎知識など(中の人の自己満足)
電車の走る仕組み (中の人の自己満足)
電車は架線からパンタグラフを通して車両に供給されるのはご存じですよね。
ただ、単純に架線の電気を、モーターに繋ぐだけでは電車は使い物になりません。
いきなり急発進されても困るわけです。みんなびっくりしちゃいます。
当然モーターの制御が要るわけです。
それを司るのが、名古屋市営地下鉄に絞って言うと、
今主流の「VVVFインバータ」や、一昔前の「チョッパ制御器」、「界磁添加励磁制御」と言われるものです。
駅発進の時はモーターの回転を遅く力強く、スピード出てきたら高速回転させる。いわば運転士とモーターの仲立ちをする装置です。
なお、VVVFはさらに、
古いタイプGTO-VVVF、最近のIGBT-VVVFの2種類に分けられます。
走行音(モーター音)について(中の人の自己満足)
チョッパからは"プーン"と一定の方形波が聞こえ、VVVFはGTOはモーターが連続的な音階を唸り、IGBTは高めの周波数の"キーン"の後に"ヴィーン"と途中からGTOと同じモーター音がします(上手く伝わらないので、実際に走行音聴いた方が早いです)
詳しい制御の仕組みとかは検索してください(丸投げ)
自己満足に付きあって下さり、ありがとうございました。。。
車両紹介
やっとメイン❓コンテンツ
路線と車両ごとに分類してみた。
実車走行音をマイクで録ったりモハラジオで録ったり…
ただ録音音質が悪いのもあるからその辺許して …
録れたら追加しますが、全路線全車両制覇するかは不透明…
録音機材・使用ソフトは以下の通りです。
- 【A】Fujitsu arrows M04 PREMIUM(マイク録音)
- 【AA】Fujitsu arrows NX F-01J(マイク録音)
- 【B】SONY Xperia Z5 Compact SO-02H(マイク録音・バイノーラル録音)
- 【BB】 SONY Xperia X Compact SO-02J(マイク録音・バイノーラル録音)
- 【C】Apple iPhone 4s(マイク録音)
- 【C】Apple iPhone 5s(マイク録音)
- 【D】SONY Walkman NW-A25(モハラジオ録音)
- Audacity(音声編集ソフト)
- 他(動画作成変換WEBサービスおよび当ブログTwitter)
桜 通 線
6000形
赤ラインの桜通線。名古屋市営地下鉄の一番歴史が浅い路線。それゆえ駅が明るい雰囲気。
6000形 GTO-VVVF(VVVF初期車)
マイク録音
↓<桜通>6000形vvvfGTO①
↓<桜通>6000形vvvfGTO②
↓<桜通>6000形vvvfGTO③
モハラジオ録音
6000形 IGBT-VVVF(VVVF更新車)
上のGTO-VVVFも、6000形が登場してからもう30年。インバータの内部の素子も劣化しています。
そこで機器更新。車体もモーターもそのままに、装置だけ今主流のIGBT-VVVFインバータに変わりました。
マイク録音
↓<桜通>6000形vvvfIGBT①
↓<桜通>6000形vvvfIGBT②
モハラジオ録音
〔ちょっと豪華〕左チャンネルがモハラジオ録音/右チャンネルが実車録音
同じ車両で「モハラジオによる録音」と「マイクによる録音」を同時に行い、それぞれ左右チャンネルに合成しました。
イヤホンヘッドホンをしていただくと、左からモハラジオの音・右から実際の走行音をお楽しみいただけます。
6050形
野並から徳重まで延伸されたときに4編成が登場。東洋IGBT-VVVF。
うち1編成(6051H)はドア上の案内表示がLEDタイプ。残りの3編成は「ハッチービジョン」なる液晶モニタを搭載。LEDも液晶も、千鳥配置。
6050形 IGBT-VVVF車
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
準備中
鶴 舞 線
青ラインの鶴舞線です。
桜通線と比べると構内が冷たくさびしい印象ですが、名鉄線と連絡直通運転をしていることもあって、通る車両の種類が豊富です。
そこが鶴舞線の醍醐味でもあります。
3000形
交通局内で最も古い車両。
鶴舞線開業時から走っているので、老朽化が激しく引退も近い。後述のN3000形に置き換え中。
個人的にはいちばんメカニカルな「輸送機械」で好き。言い換えると、"デジタルオシロよりもアナログオシロの方が温もりを感じる"とか、"昭和のエレベーターのリレーシーケンス制御にときめく"ようなもの。
電子工作するひとはもちろん、自作パソコンやる人も、
PWMという言葉はどこかで見たことがあって、わかるでしょう。
ファンの風の強さを、高速にオンオフ出来るスイッチでつけたりけしたりして調節する。4ピンコネクタのCPU、ケースファンはPWMでしたよね。(話脱線してしまいました)
要するにそれです。
チョッパ周波数(スイッチング周波数)は低めの243Hz×2=486Hz。
PCのファンはせいぜい12Vだけど、この3000形は架線電流の1500Vを扱います。それだけで機械好きならロマンあふれるでしょう!?
3000形 AVFチョッパ車
マイク録音
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交3000形チョッパ装置真上3116①
聞こえるチョッパ音は243Hzです。
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交3000形チョッパ装置真上3116②
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交3000形チョッパ先頭車運転台脇3116
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交3000形チョッパ
モハラジオ録音
〔ちょっと豪華〕左チャンネルがモハラジオ録音/右チャンネルが実車録音
またまた登場です。
同じ車両で「モハラジオによる録音」と「マイクによる録音」を同時に行い、それぞれ左右チャンネルに合成しました。
イヤホンヘッドホンをしていただくと、左からモハラジオの音・右から実際の走行音をお楽しみいただけます。
3050形
3050形 GTO-VVVF車(VVVF初期車)
マイク録音
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交3050形3151 ①
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交3050形3151 ②
モハラジオ録音
変わった編成3159H
3000形と3050形が混じった変わった編成があります。
鶴舞線開業時の頃は4両編成な3000形でしたが、3050形登場と共に編成組み換えで6両化。そのとき余剰になった2両+新造の3050が合わさり、一つの編成にチョッパ車とVVVFが混じるヘンな?電車ができました。
その編成の連結部分でモハラジオ録音すると面白そうだなって考えて計画していましたが、なかなか出会うことができずもたもたしている間に編成ごと廃車になってしまいました…
3050形 IGBT-VVVF(VVVF更新車)
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
準備中
N3000形
端的に言えば、
桜通線の6050形をベースに、窓ガラスを紫外線遮蔽仕様とし、シート下ヒーターをつけ、名鉄線関係の機器をつけて運転台を左にしたやつ。
足回りが共通なので、同じモーター音がします。(東洋IGBT)
N3000形 IGBT-VVVF車
マイク録音
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交N3000形vvvflGBTN3709
↓<鶴舞>[地下鉄線]市交N3000形ホーム入線
モハラジオ録音
準備中
名鉄100系(鶴舞線乗り入れ)
列車1編成にいろいろな方式が混在しています。そのため、同じ編成でも、乗車位置(乗る車両)によってモーター音にバリエーションがあります。
名鉄100系 界磁添加励磁制御車
マイク録音
↓<鶴舞>[名鉄犬山線]名鉄100系界磁添加
↓<鶴舞>[地下鉄線]名鉄100系界磁添加
モハラジオ録音
録らない可能性大
名鉄100系 GTO-VVVF車
マイク録音
↓<鶴舞>[名鉄犬山線]名鉄100系vvvfGTO
↓<鶴舞>[地下鉄線]名鉄100系vvvfGTO
モハラジオ録音
名鉄100系 IGBT-VVVF車
鶴舞線開業時あたりに作られた、初期型の制御「抵抗制御車」の直流モーターが、機器更新で交流モーター化された。IGBT-VVVFインバータ。
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
準備中
オマケの未分類(モーター付いていない付随車とか)
↓<鶴舞>[地下鉄線]名鉄100系付随車
↓<鶴舞>[地下鉄線]名鉄100系(出 上前津*冒頭反対側3050)
名 城 線 ・ 名 港 線
2000形
2000形 GTO-VVVF(すべり制御車)
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
準備中
2000形 GTO-VVVF(ベクトル制御車)
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
準備中
2000形 IGBT-VVVF(VVVF更新車)
マイク録音
↓<名城>2000形vvvfIGBT
モハラジオ録音
準備中
東 山 線
5050形
5050形 GTO-VVVF
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
準備中
N1000形
N1000形 IGBT-VVVF
マイク録音
準備中
モハラジオ録音
~おまけ~間違いあるかも
また自己満…
電車を動かしている電圧と、受電方式
鶴舞線と桜通線はパンタグラフ式(地上部:架空電車線/地下部:剛体電車線)で、1500ボルト。
架空電車線はおなじみ、ケーブル状の普通の架線です。剛体電車線はレールみたいに棒状の金属を天井に取り付けてある架線です。
名城線名港線、東山線は第三軌条(サードレール)式で600ボルト。
第三軌条は走行用の床面に敷かれたレールに平行して、別に設けてある電気を送る専用のレールのことです。
トンネルの断面積が少なく済むというメリットがあり、地下鉄で良く採用されます。
名城名港東山にはパンタグラフは無いんですね。
レールの幅
桜通線鶴舞線は狭軌。
名鉄の規格に合わせてあります。鶴舞線は名鉄に乗り入れていますし、桜通線はメンテナンスをする工場に行くために鶴舞線の一部区間を走る必要があって、鶴舞線に合わせてあります。(地下鉄なのにパンタグラフ式を採用しているのもこのため。)
名城線名港線東山線は標準軌。
扉の数と1編成あたりの両数
桜通線は5両編成で4扉/両
鶴舞線は6両編成で4扉/両
名城線名港線東山線は3扉
昔の技術と今の技術
冷房
今の交通局の車両は全てに冷房がついていますが、昔のいわゆる黄電は扇風機のみだったようです。
トンネル断面積が小さいことや、トンネルの放熱が上手くいかないこと、モーター制御が抵抗制御器で熱を発することが邪魔をして搭載できなかったと言われています。
後に、薄型冷房装置の登場やインバーター技術の成熟などでこれらの問題が解決されたようです。
技術の進歩ってすごい!
補助電源装置の MGとSIV
電車のモーターは架線の直流の電気で直接動きますが、室内の蛍光灯などは100ボルトの交流が必要です。
そういった直接走行とは関係ない、アクセサリー的なモノを動かす電気は床下で変換されています。
変換の方法が、
1977年登場の鶴舞線3000形では"架線1500Vで直流モーターを直接回し、それで100Vが出る交流発電機を回す"「MG(MotorとGenerator)」という、今考えたら"どんだけ無駄なん"と、変換ロス ありあり方式だったのが
1980年登場の東山線5000形(現在全廃)以降は「SIV(静止インバータ)」という効率のいいものになっている。
ホームの木
プラットホームがカーブしている駅では、ホームのコンクリート端面に角材がくっついているらしい。万が一車両が設計を超えて大幅に台車空気バネより上が傾いてもいいように、車体がホームをかすったとしても大丈夫なようにしてあるのかな。(何のために木があるのかは当方では不明)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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